ガス警報器はガス漏れをブザー音と点滅ランプでお知らせします。
ガス警報器が反応したら、ガス栓を閉めて窓・扉を開けて換気します。この際に換気扇の操作は絶対にしないようにして下さい。換気扇のスイッチ操作が火種となってガス事故になる可能性があるからです。(換気扇に限らずスイッチ類は触らないで下さい)
そして、ご利用のガス会社へ連絡して担当者の到着を待ちます。
以上がガス警報器が反応した場合の基本的な対処方法になります。
しかし、ガス警報器は色々なガスに反応してしまうこともあります。
代表的なのが殺虫剤です。殺虫剤に含まれる成分にガス警報器が反応してしまいます。また、殺虫剤の使用から数時間経過している場合に反応する時があります。これは部屋の中の空気の移動によって反応するまでの時差があるのです。
他にもガス警報器に水がかかると故障による誤動作する場合もあります。ガス警報器は5年間の保証期限がありますので誤作動が多い時はこちらも確認して下さい。
誤作動も多いガス警報器ですが、万が一の為にも設置するようにしましょう。わずかな手間であなたの命を守ってくれる貴重なやつですから。なお、学校、病院、地下街、アパートなどでは設置が義務着けられていますが、一般家庭に設置義務はありません。