既にトップニュースで流れていますが、元プロ野球選手の清原和博が覚せい剤所持容疑で逮捕されました。
以前から噂は流れていましたが、昔からファンだったこと、テレビ番組できっぱりと否定していたのでショックでした。
ファンサービスは一切しない清原
PL高校で活躍していた頃から抜群の人気者でした。西武ライオンズに入団し、若くして不動の4番となり、さらに人気に火がつきました。
ライオンズの選手は試合開始前に西武球場(現西武ドーム)の近くにある第4球場でウォーミングアップをしているのですが、ファンは選手の宿舎から第四球場までの僅かな移動時間(2~3分)に握手をしてもらったり、サインをもらっていました。
当時活躍していた秋山(前ソフトバンク監督)、石毛(前オリックス監督)、田辺(現ライオンズ監督)などは快く対応してくれたのですが、清原だけは一切ファンと交流しませんでした。昔から人気者だったので人だかりに嫌気がさしていたのでしょう。
それがまた神秘性というか、希少性のような感じで子供たちは余計にファンになっていたのを覚えています。
西武黄金時代のスタメンはこれだ!
私の中での西武黄金時代は森監督時代です。日本シリーズはほとんど巨人対西武ばっかりの時代でした。当時のスタメンは今でも暗記しています。
1番 セカンド 辻 発彦
2番 ライト 平野 謙
3番 センター 秋山 幸二
4番 ファースト 清原 和博
5番 DH オレステス・デストラーデ
6番 サード 石毛 宏典
7番 レフト 吉竹 春樹
8番 ショート 田辺 徳雄
9番 キャッチャー 伊藤 勤
ピッチャー
工藤 公康
郭 泰源
渡辺 久信
鹿取 義隆
潮崎 哲也
本当に豪華なメンバーだと思います。選手引退後、殆どの人が監督、コーチとして活躍しています。清原は最後に残された最高の監督になる事を期待していたのですが、今回の逮捕でそれは絶望的となりました。
清原が落ちた理由
苦労してこなかった。
単純ですが、これが全てです。小学生時代から飛び抜けた野球センスで、そのままプロになって活躍。唯一苦労した事と言えば、薬物使用の噂が広まりテレビから干され、仕事がなくなり、離婚したことですが、その時すでに薬物に手を染めてしまっていたのです。
いつから使用していたのかは今後の取り調べで明らかになるかと思いますが、一部報道では現役時代から使用していたのではと情報が流れています。日本のプロ野球界では出所後の復帰は絶望的ですが、残された息子たちのためにも、ファンのためにも同じ過ちを繰り返さない事を願います。