朝晩が冷え込み秋の季節になると、頻発するのがマイコンメーターによるガス使えない問題。毎年のことですが、秋になるとガス屋への問い合わせが一気に増えます。
マイコンメーターでは平均値(使用時間、使用量)を学習して設定値を決めます。この設定された値を超えると、マイコンメーターが安全のためにガスをストップさせます。
寒くなってきて急にガスの使用が多くなる事で、ガスが使えなくなるのです。
マイコンメーターの液晶表示では「○○C ガス止め」と表示されています。これは一度に大量のガスが使われた時に表示されるエラーです。夏場はシャワーで過ごしていて、寒くなってきたので湯舟を沸かすなどが原因で発生します。
また、煮物などの長時間料理をする機会も増えるので「A○C ガス止め」(長時間ガスが使用されたエラー)によってガスが使えない状況になる事もあります。
どちらの場合でも、マイコンメーターの復帰操作で、すぐにガスは使えるようになります。復帰操作を行ってもガスが使えないようであれば、別の要因が考えられますのでご契約しているガス会社へ連絡して下さい。
なお、マイコンメーターで設定された平均値は、エラーによって遮断されると再び平均値を再学習するので次回以降は通常に使い続けることができます。
春になって暖かくなると、使用量が減ってくるのでマイコンメーターの設定値も徐々に下がってくるので、来年の秋ごろになると再び同じエラーによって一時的にガスが使えない状況が発生します。