FXに必勝法はありません。いくら勉強しようが、有名なトレーダーに弟子入りしようが、100%勝てる手法なんてものは存在しません。

安定して勝てるようになっても、ある日突然勝てなくなります。何が指針になって何が正しいのか常に変化していきます。その流れの中で自分を見失わずに常に冷静にならなければFXの世界で生き残ることはできません。

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副業FXに情報は必要ない

雇用統計などの経済指標や金融関係者の発言は為替レートを大きく変動させます。しかし、それらの情報を瞬時に判断して瞬時に取引する事は個人投資家には不可能です。

また、時間をかけて各国の経済状況を分析したところで為替レートが想定通りに動くとも限りません。逆に時間をかけて分析した分、自分の予想を過信し過ぎて損切できない原因になります。有名トレーダーの情報を鵜のみにするのも同じで必要ありません。

FXを本業とするならファンダメンタル分析(経済情報の分析)は必要だと思いますが、副業でFXをするならファンダメンタル分析は邪魔になるだけです。

※情報の内容は必要ありませんが、経済指標の発表時間などはしっかり把握していないと即死します。

副業でFXをするならば、スキャルピングもしくはデイトレードの短期での取引をおすすめします。常にレートが動くFXでは本業に集中することができませんし、突然の大変動に対処する事ができません。

副業FXで稼ぐコツ

FXの怖いところは初心者でも適当にやっても勝てる時は勝てることです。そして「こんな簡単にお金が増やせるのか」と錯覚してしまいます。

パチンコなどのギャンブルと同じです。最初の勝ちが忘れなくて湯水のように資金の垂れ流し状態になってしまいます。そして大多数の人がギャンブル感覚になっていきます。

FXを副業としてやるならば、徹底した自己管理を心がけましょう

自分ルールの徹底

副業として継続的に収益を得るには、自分の取引ルールの徹底が最重要になってきます。

FXの自分ルール
  • スキャルピング、デイトレなどのトレードスタイル
  • テクニカル分析は何を重要視するのか
  • どいう状況の時に注文を入れて、いくらになったら手じまうのか
  • 損切りは何を基準に設定するのか
  • 1日の限界損失
  • などなど

細かな自分ルールを徹底させる事が大切です。最初のうちは自分ルールで取引していても、負けが続いてくると簡単に自分ルールを壊してしまいます。自分ルールは改善していくものですが、何の根拠もなく適当に取引ルールを変えてしまうのは結局ギャンブルになってしまうだけです。

実績と負けた理由を解析して、それに対応するために自分ルールを改善していくのです。そのためには毎日、毎週、毎月、毎年で取引実績の記録と反省がFXでの作業時間になります。

1回、1日の取引で一喜一憂しない

毎回の取引で収益を上げることは不可能です。想定に反した値動きになったら事前に決めておいた値でしっかりと損切りすることはFXを継続して行く上で必須スキルです。

収益と損失の判断は1週間、1カ月間などある程度の期間で判断しましょう。また、負け込んで来た時は一旦取引をしないで自分の冷却期間を確保するのも重要なポイントです。

FXを始める前に辞める条件を決めておく

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初心者の人が運任せで資産が1億円以上になることもありますが、そのまま続けていれば間違いなく資産はゼロになります。FXを専業としているプロの人でも毎月安定して収益を上げるのは困難なのです。

本格的にFXを始めるなら、辞め時を決めておくのが鉄則です。

辞め時は「資金がいくらまで減ったら辞める」にしておくのが自分も納得できるのでおすすめです。ポジティブに考えると「資金がいくらまで増えたら辞める」になりますが、勝ち続けている時にFXを辞める事は普通の人にはできないでしょう。

順調に勝ち続けたとしても、「資金がいくらまで減ったら辞める」の額を少しづつ上げていくのが正解です。FXで勝ち続けることはできません。いかにして勝ち逃げできるかが勝負です。

また、損切りできずに追証するのは言語道断です。追証が発生した時点で今までの資金は勉強代だったと割り切りましょう。あなたの人生まで終わらせたくないなら。