先日発表されたサムスンの最新スマホGalaxy S22 ultraですが、インパクトに欠けるのが正直な感想です。カメラ機能ならS21 ultraでいいし、Sペン収納ならNote20 Ultraで十分じゃないかと思ってしまいました。
S21 ultraのカメラ機能が使えて、Sペン収納できるようになったのがGalaxy S22 ultraのイメージです。文章にするとそっけないですが、購入動機としては十分です。しかし、値段が値段なだけに、もっとちょっと購入意欲を刺激してくれるような素敵な進化はないものか調べてみました。
S22 ultra、S21 ultra、Note20 Ultraの基本スペック比較
S22 ultraとS21 ultraでは基本スペックはほとんど変わりません。スペックだけ見ると、どうしても購買意欲が下がってしまいます。
S22 ultra | S21 ultra | Note20 Ultra | |
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発売時期 | 2022年4月~6月 ※日本発売予想時期 |
2021年4月 | 2020年11月 |
発売価格 | 256GB:164,892円 512GB:184,891円 1TB:218,890円 ※海外版価格 |
138,730円(au) | 145,728円(ドコモ) |
中古参考価格 | 100,000円 | 90,000円 | |
ディスプレイ | 6.8インチ 有機EL | 6.8インチ 有機EL | 6.9インチ 有機EL |
サイズ(mm) | 163.3×77.9×8.9 | 165×76x8.9 | 164.8×77.2×8.1 |
重さ(g) | 229 | 228 | 208 |
RAM | 12GB | 12GB | 12GB |
ストレージ | 128GB/256GB/512GB/1TB ※海外版 |
256GB | 256GB |
バッテリー | 5,000mAh | 5,000mAh | 4,500mAh |
カメラ | 広角 : 1億800万画素 超広角 : 1,200万画素 望遠1: 1,000万画素(光学3倍) 望遠2: 1,000万画素(光学10倍) スペースズーム100倍 |
広角 : 1億800万画素 超広角 : 1,200万画素 望遠1: 1,000万画素(光学3倍) 望遠2: 1,000万画素(光学10倍) スペースズーム100倍 |
広角 : 1億800万画素 超広角 : 1,200万画素 望遠1 : 1,200万画素(光学5倍) 望遠2: なし スペースズーム5倍、光学ズーム最大50倍 |
8K動画撮影 | 〇 | 〇 | 〇 |
Sペン | 〇 | △(収納不可) | 〇 |
SDカード | × | × | 〇(最大1TB) |
指紋認証速度 | 早い | 早い | やや遅い |
Galaxy S22 ultraの進化
- 100倍ズームで綺麗に撮影
- 2つの望遠レンズとAIによる超高解像技術によって綺麗に撮影できるように。これが一番の判断基準になると考えています。S21 ultra、Note20 Ultraでも1億800万画素のメインカメラでの撮影は夜景でも綺麗に撮影できますが、ズームしたときの粗さはスマホカメラの領域を抜け出せていません。100倍ズームを使う機会はあまりないかと思いますが、光学3倍、10倍で撮影したときにどこまでAIが活躍してくれるのか楽しみです。
- 自動フレーミング
- 被写体が動いたり、他の人が入ってきた時でもピントは目的の被写体をとらえます。
- AI消しゴム
- Google Pixel 6でいいなぁと感じていた消しゴムマジック機能がGalaxy S22 ultraでも使えるようになりました。他人や電線など写り込んでほしくないものを簡単に削除できます。
Galaxy S22 ultraの価値
S22 ultraとS21 ultraのいいところどりなので、金額を無視すれば当然価値あるものです。しかし、現状での価格差ほどの価値があるかと聞かれると悩みどころです。
やはりポイントはズーム撮影時の出来次第なので、海外の方たちのレビューを確認してから最終判断したいと思います。