ガス料金の支払いを振込用紙支払にしていると、ついつい支払い期限を過ぎてガスが止められてしまう事もあります。ガスが止まると料理はできないし、お湯も出てこないので生活に支障が出てきます。

支払期限を過ぎてガスを止められるまでの流れと止められてしまった場合の対処方法を紹介します。

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ガス料金の支払方法

ガス会社によって違いはありますが、大体どこのガス会社も以下の3種類から選択することになります。大手ガス会社ではスマホアプリでの支払にも対応が始まっていますが、現在の仕様では振込用紙を用いての支払になります。

  • クレジットカード自動引き落とし
  • 銀行口座自動引き落とし
  • 振込用紙払い

振込用紙払いはコンビニ、金融機関、ガス会社窓口などで支払う事になります。振込用紙は検針日に検針票に振込用紙がついたものが投函されるものが多いですが、後日自宅に郵送されるタイプもあります。

ガス料金算出期間

検針員の人が毎月1回、決められた日に各家庭を回ってガスメーターにて毎月の使用量を確認します。検針日はガス会社、および検針地域によって決まっています。ガス料金は1ヶ月分の「基本使用料 + 使った分のガス料金」になります。

ガス料金の支払期限

クレジットカード自動引き落としの場合は、クレジットカード会社の請求日によりますが大体のところでは2ヶ月後に引き落とされるところが多いです。

銀行口座自動引き落としの場合は1ヶ月の月末に引き落とされるガス会社が多いです。

振込用紙払いの場合は大手都市ガスは検針日(振込用紙投函日)から30日以内。中堅ガス会社では検針日(振込用紙投函日)の月末に設定されているところが多いです。

振込用紙の振込期限が過ぎてしまったら

投函された振込用紙の振込期限が過ぎてしまっても有効期限内ならコンビニなどでも支払う事は可能です。もしくは、ガス会社へ持参すれば普通に支払うことができます。ガス会社へ直接行くなら、振込用紙を紛失してしまっても営業時間内なら対応してくれます。

料金未払いでガスが止められるまで

大手都市ガスの場合

大手都市ガスでは30日の支払期限が過ぎると「再請求書」が届きます。「再請求書」の支払期限も過ぎてしまうと「供給停止予告」が届き、ガスが止められる日が記載されています。ここまで検針日から数えて50日です。

「供給停止予告」が届いてもすぐに料金を支払えば、ガスを止められることはありません。最終猶予期間になります。

それでも料金を支払なければ「供給停止予告」に記載されている供給停止日にガスが止まります。

中堅ガス会社の場合

中堅ガス会社の場合は2回目の検針日に止められるところが多いです。

検針日に振込用紙(支払期限:月末)が投函されます。月末までに支払が確認できなければ「供給停止予告」が月初めに投函されます。

それでも料金未納なら翌月の検針日にガスが止められます。この時に振込用紙と一緒に「供給停止通知」も投稿されます。「供給停止通知」はガスを止めた事を通知するものです。

ガスが止められて復旧するには

ガスを止められてから復旧するにはガス会社へ連絡し、未納になっている料金を支払います。その際には延滞料金も発生してますので注意しましょう。

ガスの復旧は料金支払確認後の平日昼間になります。昼間のうちに支払えば当日に復旧してくれる事もありますが、夕方以降になってしまった場合は翌日まで待つ事になります。

「再請求書」「供給停止予告」に気付かなかったなど個人的な理由ではガス会社は対応できませんのでご注意ください。