毎日の子育てお疲れ様です。子供の成長とともに兄弟ケンカが多くなり、どうしたら仲の良い兄弟になるのか考えていました。

兄弟ケンカは子供の成長に必要なものと基本放置していましたが、ケンカの回数とケンカになるまでの速度が著しくパワーアップしてきたのでパパママは疲労困憊です。

kyoudaikenka

まずは引き離す

とりあえず距離をおく事が必要だと思い、ばぁちゃん家へ1人でお泊りさせました。兄弟ケンカ対策として実施したのですが、色々いい効果がありました。

  • ケンカする相手のいない寂しを知る
  • 1人で泊まれるという自信がつく
  • 親も平和な夜を堪能
  • ばぁちゃんも孫を独り占めでうれしい

今では定例行事のようになってしまいました。最近では2人だけで泊まることもあり、これはこれで仲良くなる好循環になっています。

仲の良い兄弟作りの指針

「一番上の子にたっぷり愛情をそそいで、下の子の面倒は上の子が見る教育」がおすすめです。

例えば学校の宿題、上の子は親がしっかりと見てあげます。下の子は上の子が教えます。最初は面倒そうにしていた上の子ですが、教える事がハマったようで面倒をよく見てくれます。

他にも料理、掃除、遊びでも「親 → 上の子 → 下の子」を意識すると根本的に兄弟仲が変ってきました。適切な順位関係を学んでいるんだと思います。

そもそもケンカするのは子供の成長に従ってお互いをライバルとして意識する事から始まります。我が家も小さい時は仲の良い兄弟でしたが、ふたりとも小学生になった極端にケンカが増えました。

兄弟ケンカに親の怒号は必要なし

兄弟ケンカが発生すると「うるさい!」の怒号がついつい出ちゃいます。親の怒りだけで仲裁するのは仲の良い兄弟を作るには悪い影響を与えます。なぜかケンカになったのか、仲直りするにはどうしたらいいのか子供たちに考える機会を奪う事になるからです。

ケンカになった時の親の対応

  1. 基本的に放置して少し静かになったら上の子から順番にケンカの原因を聞く(どちらが悪いのかを決めるのではなく話を聞くだけ)
  2. 「どうしていたらケンカにならなかったか」をお互いに考えさせる
  3. 「じゃ、仲直り」と仲直りのタイミングをパスしてあげる
  4. 仲直りする気が全くない時は距離と時間を置く(無理に仲直りさせようとしない)

兄弟仲は1日にしてならず

ひどい時期と比べるとましになりましたが、今だにケンカします。マンガやドラマに出てくるような仲の良い兄弟が理想ですが、現実は厳しいようです。

大人になって、普通に喋れる兄弟だったらいいんじゃないかと思っています。それまでは試行錯誤して子育てするだけです。そうしている内に気がついたら子育て終わっているもんだと気楽に考えています。