スマホ決済を使っている人が増えてきました。でも、色々なサービスがあってなんか面倒そうだからいいやぁと思っている人も多いです。

そこで今回は現金払いを卒業したいけど、二の足を踏んでいる人にスマホ決済の基本と簡単な選択方法を紹介します。使い始めたら、すぐにそれが普通の生活スタイルになります。だって便利だしお得だから。

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スマホ決済の基本

スマホ決済は「PayPay」や「d払い」などスマホ画面にQRコードを表示させて行うQRコード決済と、「モバイルSuica」や「Apple Pay」などスマホをかざすだけで支払できる非接触決済に分類されます。

各サービスを使って支払うことで、各サービス独自のポイントを付与されます。通常時は0.5~2.5%ぐらいですがキャンペーン期間中は50%など大幅な還元率アップされるので、キャンペーン期間に合わせてサービスを使分けるのが一番お得になります。

また、「d払いと合わせてdポイントカード提示」でポイントの2重取り。さらに「d払いの支払いをdカードにする」ことでポイントの3重取りなんてこともできちゃいます。ポイントの2重取り、3重取りは各種サービスによって制限が分かれます。

でも通常時の還元率では付与されるポイントも微々たるものなので、還元率アップキャンペーンや、よく利用するお店、サービスで使うスマホ決済を選択することが重要になってきます。

スマホ決済はできないけど、ポイントがつくお店

マクドナルドではd払い、楽天payでの支払は対応していなけど、dポイントカードの提示でdポイントが付与されます。同様に楽天ポイントカードの提示で楽天ポイントが付与されます。※1回のお会計でどちらかだけです。

こういった場合はクレジットカードでの支払いが有効になります。dポイントならdカードでの支払い。楽天ポイントなら楽天カードでの支払いをすることによってクレジットカード使用でのポイントが付与されるので、ポイント2重取りが可能です。

各種スマホ決済概要

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楽天pay

楽天が提供しているスマホ決済。画面に表示させたバーコード/QRコードで支払できる。「楽天カードでチャージ + 楽天pay支払い + 楽天ポイントカード提示」で通常時最大2%の還元率。ECサイトの楽天の有用性を考えると最もおすすめ。

d払い

ドコモが提供しているスマホ決済。画面に表示させたバーコード/QRコードで支払できる。dアカウントを作成すればドコモユーザーじゃなくても利用可能。支払はdカード(年会費無料)がベスト。

通常店舗では200円の支払いで1dポイント(還元率0.5%)。対応通販サイトでは100円につき1dポイント(還元率1%)。還元率アップキャンペーンも頻繁に行っている。「d払い + dポイントカード提示 + dカード支払い」で通常時でも2.5%の還元率が魅力。

au pay

KDDIが提供しているスマホ決済。画面に表示させたバーコード/QRコードで支払できる。au IDを作成すればauユーザーじゃなくても利用可能。au payはチャージ方式のみ。

通常店舗では200円の支払いで1pontaポイント(還元率0.5%)。「au payカードでチャージ + pntaカード提示 + au pay支払い」で通常時最大で2.5%の還元率が魅力。

pay pay

一番使われているサービスで還元率アップキャンペーンも頻繁に行っています。「LINEpay」との統合で今後も最大手サービスになってくると思われます。通常還元率が0.5%。dポイントやpontaポイントのようにポイントカードはなく、2重取りはできないのも普段使いには向いていない。

しかし、還元率アップキャンペーンの時の上昇率が非常に高いので、キャンペーンの時に大きな買い物するのに向いている。支払いは銀行口座引からのチャージがおすすめです。

モバイルsuica

JR東日本が提供しているスマホ決済サービス。チャージしてかざすだけで利用できます。通常の乗車券、特急券、定期以外でもコンビニ、スーパーなど生活の中でも広く浸透してきてます。

遠くまで電車通勤している人は相当なポイントが貯まります。お店でモバイルsuicaを使って買い物をする時は0.5%の還元率。ビューカード(クレジットカード)からモバイルsuicaにチャージすると還元率1.5%。

ビューカードにはいくつか種類があるのですが、ビックカメラSuicaカードは1年の間に1回でも使用すれば年会費無料になるのでおすすめです。

QRコードを表示する手間がなくて便利なので、モバイルsuicaだけでやっていくのもありです。

Apple Pay

Apple社が提供しているスマホ決済サービス。複数のクレジットカードをひとつにまとめたサービス。「Suica」や「PASMO」などの交通系電子マネーも管理できる。

お店で使う時に登録しているクレジットカードから選択してかざして決済する。「Suica」を登録していればかざすだけで改札を通れる。

じゃあ、モバイルsuicaよりこっちの方がいいじゃん!と思ったけど、Apple payではJR西日本の「ICOCA」などは使えない。(モバイルsuicaなら可能)

また、Apple Payを使う事によるポイント還元などはありません。単純に複数のクレジットカードをまとめたものです。同じようなサービスに「おサイフケータイ」があります。

スマホ決済の選び方

各社が提供しているキャッシュレス決済は時期によって還元率アップキャンペーンをやっています。なので、その時にお得になるキャッシュレス決済を使い分けるのが一番お得になります。

しかし、あれもこれも登録して結局どれを使えばいいのか迷ってしまうので簡単な選び方を紹介します。実際、ポイント付与と言っても微々たるものなので、大きな買い物をする時以外はさほど気にする必要はありません。必要を感じた時に追加すればいいだけです。

携帯会社基準で選ぶ

docomoなら「d払い」、auなら「au pay」、ソフトバンクなら「pay pay」。還元率アップキャンペーンでは契約しているユーザーには有利にポイント還元率アップしてきます。なのでお使いのスマホに合わせてスマホ決済を使うのが最も効率的です。大手3社以外なら「楽天pay」がおすすめです。

バランスで選ぶ

どこに行ってもスマホ決済したいなら「楽天pay」と「モバイルsuica」の組み合わせがおすすめです。QRコード決済だけ対応のお店、非接触決済だけ対応のお店どちらにも対応できます。この2つがあれば大概のお店はカバーできます。私はこれです。

よく使うお店で選ぶ

普段の生活でよく行くお店基準で選ぶのは効率的です。スマホ決済対応だけでなくポイントも貯められる2重取り、3重取りできるお店を選ぶのも重要です。

【編集後記】

節約のつもりで始めたのに、ポイント還元がお得だからと必要ないものまで買い物するのは本末転倒です。