明けましておめでとうございます。

もう新年の抱負は書きましたか?私は遺言書を書きました。

別に重い病気とか「死」を意識したわけではありません。1年に1回は家族への感謝の気持ちと、わずかながらのヘソクリの隠し場所を残しとこうと思ったからです。

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健康なのに遺言書を書く理由

東日本大震災からもう少しで5年が経とうとしています。また大きな震災やテロがいつ起きるか分かりません。明日、交通事故で死んでしまうかも分かりません。残された家族へ少しでも自分の気持ちが伝われば、わずかばかりでも救われるのかもしれません。

遺言書に書くこと

家族への感謝の気持ちが書いてあれば、あとは何でもいいと思います。逆に、自分が残された家族だとしたら困りそうな事を書いておけば大丈夫です。

  • 家族一人一へ感謝の気持ち
  • どんな葬儀にして欲しいか
  • ヘソクリの隠し場所
  • 死んだら連絡をして欲しい人
  • パソコン、エロ本など処分に悩みそうな処理方法
  • スマホ、クレジットカードなど解約してもらう事
  • 財産分与

遺言書の媒体と隠し場所

遺産が数億円レベルの人は弁護士へ依頼すると思いますが、数万レベルの私にはそんな余裕はありません。

私はWordで作成して印刷したものを封筒に入れて保管しました。場所は妻に伝えてあります。
家族に秘密にしておきたい人は友人に伝えておくのが一番シンプルです。(渡しておくのは危険です)

誰にも伝えたくない場合は隠し場所を工夫する必要があります。隠し過ぎて見つからないのは悲しいですし、簡単すぎて見つかっても恥ずかしいです。
遺品整理するなら「ここは見るだろう」って所がベストです。

【編集後記】

遺言書で家族への感謝を書いていると、今の生活が本当に幸せなんだと実感できます。家族・友人・まったくの他人に対しても優しく接する事ができます。
「生きる意味」などと難しい事は考えない主義ですが、「今、ここにいる」だけで十分と思えました。

今年から始めた「お正月の遺言書」。私の恒例行事にしていきたいと思います。皆さんにもお勧めします。