8月15日放送のTBS「日曜日の初耳学」で音楽プロデューサーのつんく♂さんが出演し、林修先生のインタビューに答えました。その中でつんく♂さんは「自分が凡人だ」という事を強調していました。

世間からしてみたら数々のヒット曲を作り出し、いち時代を築き上げた天才です。そんな彼が自分の事を凡人と考え行動する哲学は多くの人に共通する”成功の哲学”になるんじゃないかと思いました。

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出典:初耳学

好きなことを好きなようにはしない

シャ乱Qでブレイクしてモーニング娘のプロデュースをしていた時の曲「Memory 青春の光」はR&Bを意識して作られた曲です。しかし、宇多田ヒカルさんが突然現れたことで「R&B的なところで勝負したらあかん」と気持ちを速攻で切り替え、王道のJ-POP路線へと修正しました。その結果生まれたのがモーニング娘最大のヒット曲「LOVEマシーン」です。

やりたいようにやるんじゃなくて、結果を出すための戦略としては当然のことですが、自己満足だけで納得しちゃっている人にとっては心に響きます。

林修先生は嫌いなことでも続けられる

「林先生も好きなようにはできていないでしょう?」とつんく♂さんからの質問に林先生は「私は嫌いなことでも続けられるですよ」という驚きの回答がありました。

教壇に立つのが楽しいと思ったことはないそうです。しかし、目標大学に合格させるという力があるので責任をもって塾講師の仕事をしているとのこと。好きな事よりも得意な事で勝負するのは成功の大原則です。

天才と戦うには数で勝負

数多くの曲を作り出す中で売れないだろーなーという曲もできるわけですが、それを評価するのは自分ではなく世間。自分では納得できない曲でも、できるだけ多くの曲を世の中に送り出すことでチャンスをより多く作り出す。

環境によっては何でも世の中に発表できるわけではありませんが、凡人が勝つには数で差をつけるしかないというのは納得です。

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【編集後記】

どう考えても凡人とは思えない人たちですが、凡人でも勝つための哲学は共感できます。本当の凡人は愚痴るだけで行動できない人なんじゃないかと思いました。色々がんばろー。