ガスを使って、電気とお湯を作り出すエネファーム。エネファームだけのことではありませんが、複雑なシステムを利用する上で避けられないのがシステム不具合です。
エネファームのエラーはリセットによって復旧する場合が結構ありますが、ガス切れが原因で起こるエラーもあります。ガス切れなどはガス屋さんが24時間365日対応してくれますが、エネファーム本体が原因の場合はメーカーの担当者が修理・交換するので復旧まで時間がかかる事があります。
出典:東京ガス
エネファームでエラーが表示されたら
まずはリモコンでリセット操作を行ってみて下さい。これで復旧する場合が結構あります。リセット方法はリモコンの「給湯」スイッチを一度「切」にして、再度「入」にするだけです。
リセット操作で復旧しない場合は、ご契約しているガス会社へ問い合わせます。エネファーム本体に原因がある場合は、エネファームのコールセンターからお客様へ連絡がいきます。修理が必要な場合は合わせて日程調整をします。エネファームの訪問修理は日中時間に限られますのでご注意下さい。
お客様 → ガス会社 → エネファームコールセンター → お客様
覚えておきたい3種のエラーコード
エネファームで不具合があったら、ガス屋に問い合わせする前にエラーコードを確認して伝えれば対応がスムーズになります。エラーコードの数は非常に多いのですが、以下の3種類を覚えておくだけで何が原因だったのかお客様でも確認できます。
ガス切れによるエネファームエラー
単純にガス切れだったり、ガスメーターで遮断されている状態でガスが供給されていない場合に表示されるエラーです。エラーコード「A0F」はガス会社で対応してくれます。
また、エラーコードが次の数字表示の時もガス切れがなどが原因と考えられます。「111」「112」「113」「121」「122」「123」。
コード末尾に「F」がつく
エラーコード「A0F」はガス切れですが、それ以外で末尾に「F」が表示されるエラーは発電ユニットの不具合です。こちらはエネファームコールセンターで対応してくれます。
コード末尾が3桁の数字
エラーコード末尾が3ケタの数字の場合は貯湯ユニットの不具合です。リセット操作で復旧する場合が結構あります。ガス切れ以外のエラーコードであれば、エネファームコールセンターで対応してくれます。