子供の補助輪なしの自転車運転は”いつの間にか”じゃなく”できた!”という感動のタイミングがあるので大好きです。夏休みだし、補助輪なしの自転車に乗りたい子供のお手伝いはいかがですか?

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子供の自転車は何歳から?

早い子だと幼稚園から乗りこなす子もいますが、小学校1年生から練習を始める子がほとんどです。小学校4年生でまだ乗れないと焦りだして親も子も必死で練習します。

小学校6年生で乗れないなら、向いていないと判断していいと思います。自転車に乗れなくても生活できるし、大人で自転車に乗れない人も沢山います。逆に自転車は乗らない方が交通事故にあう可能性が低くなるので親としては安心できる利点もあります。

本人がどうしても乗りたいと言わない限り無理に乗らせる必要はありません。「乗れるようになりたい」と言うならトコトン付き合いましょう。

子供の自転車練習の正しい手伝い方

「補助輪を外して、後ろから親が支えて乗る」という練習方法が一般的ですが、最初はバランス感覚を養う方が早く上達します。

ペダルはこがずに足でキックして少しだけ進むの繰り返しです。徐々に距離を伸ばしていけば補助輪なしでのバランス感覚がつきます。

次にペダルをこいでの練習になりますが、ここが一番苦戦します。こぎ始めのタイミングがつかめず恐怖感から転倒します。ポイントとしては色々試してみる事です。

  • 最初のひとこぎをひたすら繰り返す
  • 補助輪を片方だけつけて練習する
  • ハンドルと後ろを支え、親がゆっくりと進ませる
  • 乗り始めは足のキックにしてみる

土日を使って1ヶ月も練習すれば結構乗れるようになります。50mぐらいの距離を一人で乗れたら合格の基準にしておくと子供も意識して上達できますし、”自転車乗れた祝い”ができるのでおすすめです。

子供の自転車選び方

練習用の自転車は補助輪ありで足もしっかりと着くものになるかと思いますが、補助輪なしで普通に乗れるようになったらサドルを一番下にした状態でつま先立ちできる自転車がおすすめです。つま先立ちと言ってもギリギリじゃなくて指の付け根が着くぐらいの状態です。

デザインは子供の好き嫌いがありますが、キャラクターものはやめていた方無難です。買い替えの時期が早まるだけです。

3歳からの自転車練習

こども用品店で販売されているトレーニングバイクがありますが、超絶おすすめです。近所の子がトレーニングバイクで日常的に遊んでいたんですが、小学校上る前に自転車に乗れるようになりました。補助輪の期間はなしだったそうです。目は離せませんが。

 

【編集後記】

自転車に乗り始めのうちは緊張感から安全に気をつけて乗っていますが、心配なのは中学生ぐらいから自転車に乗ることが普通になってからです。若者がスマホ片手に運転して加害者になる事故が報道されています。
自転車運転保険が義務化されましたが、保険加入していなくて罰則がないので加入者数がほとんどいないのが現状です。いざって時のために加入しておくのが親の努めじゃないでしょうか。また、事故を起こしたらどのようになるのか説明しておく事も。たとえ、「うぜー」と言われようとも・・・。