求人サイトで仕事を探していると、自分にできそうな仕事がひとつもない・・・と感じたことありませんか?

そんな状態の人は転職うつ病です。

家族や友人に相談しても「贅沢言い過ぎ」「なんでも良いから仕事しなさい」などと言われ、何もかもが嫌になってきます。そんな限界ギリギリな人に読んで欲しい記事です。

”自分にできそうな仕事がない”の本当のところ

「できそうな仕事がない」= 「自分がやりたい仕事がない」。別の言い方をすれば、働きたくない。ということです。

他にその仕事をやっている人がいる限り、あなたにできない仕事なんてありません。(採用、不採用は別問題です)

しかし、極限状態のあなたにそんな綺麗事は届きません。では、具体的な対応策を紹介します。

転職活動をやめる

これができれば、一気に心が楽になります。まだその時期ではないと考え、今の仕事を嫌々ながらも続けるのです。

既に仕事を辞めてしまった人は「今更焦っても仕方ない」と考えましょう。焦って適当に仕事を探してもすぐに辞めて、再び転職活動をするだけの悪循環ループに陥ります。

ここで重要なのが、転職サイトを覗かないという事です。これが本当に辛い。転職うつ病なあなたは、転職サイトにアクセスする事が習慣になっています。依存症状態です。

最初は1日だけでもいいので転職サイトにアクセスしないように頑張りましょう。3日も転職サイトを覗かずにいられれば、精神状態は大分健康になります。

空いた時間は運動するのが一番おすすめです。漫画、ゲームなどの娯楽でもいいのですが、1日中やるのではなく外出する時間も必ず設けて下さい。健康的な精神状態に外の空気は必須です。とりあえずは1週間目安に転職活動から離れて、客観的に精神状態を判断してみましょう。

自己分析を本気でやる

精神状態が正常に戻ったら本気の自己分析に取り組みます。既に自己分析はやっている人も、もう一回実施します。時間の経過で人の考えは変わるものです。

しつこいようですが、精神状態をある程度落ち着かせるのが優先です。

なんでやりたい仕事がないのか、働きたくないのか?。これを本気で考えます。

人間関係が嫌だ。仕事がつまらない。残業が多すぎる。立ちっぱなしで足が痛い。などなどは今の仕事に対する不満なので、その先にある自分の本心が見つかるまで真剣に問いかけましょう。

メモ帳などに書き出すと、心の整理がしやすいです。本当の理由が分かれば対策は簡単です。

働きたくない理由の対策

いくつか例をあげてみます。対策は人それぞれですが、理想と現実をしっかりと認識することが大切です。

雇われるのが嫌だ。

会社に属するのが嫌なら、起業、投資家などに挑戦するしかありません。しかし、そう簡単に決心できるものではありません。準備ができるまでは今の仕事を続けましょう。無駄に転職するよりも起業できるまでは我慢するだけのことです。

仕事が覚えられない

工場などの単純作業がおすすめです。仕事を覚えらないと自覚があるなら、単純作業が自分にあっていると認識することが大切です。「単純作業はつまらなそう」というのは自分の想像で、実際にやってみたら天職になる場合もあります。

趣味の時間がもっと欲しい

特にゲーム、パチンコなど依存性の強い趣味を持っている人は、これが本当の理由だったりします。

休日の多い仕事に転職すれば、一時的に解決されますが、本当の解決策はメチャクチャ忙しくて、家に帰っても寝る時間しかない仕事がおすすめです。依存性の強い趣味から抜け出すには強制力が最も効果的です。

人と接するのが嫌だ

なぜ人と接する事が嫌なのかまで突き詰めて下さい。

失敗すると怒られる。話をするのが苦手。嫌味を言われる。・・・でも気の合う人となら一緒に仕事したい。人が嫌なのではなく、特定の人が嫌なのが本当の理由です。これを書き始めると哲学書が書けちゃいそうなので、止めときます。

つまりは職場が変われば、気の合う人と巡り会えるかもしれないという事です。人に対して苦手意識を持っている人は他人が嫌がることをやりません。1人で作業する時間が多い仕事に転職すれば、おのずと周りも同じ感覚の人が集まっています。

なので、おすすめはトラック運転手、データ入力の仕事などです。仕事中に話す機会は少ないけど、気のあった同僚がいれば、仕事終わりに飲みに行ったり、今の自分からは想像できない人間関係になっているかもしれません。気の合う同僚に巡り会えなければ、ひたすら働けばいいだけです。

転職うつ病になる前に

頭で何となく分かっていても、転職うつ病になると全てが真っ白になっちゃいます。そんな時にも心の整理ができるように文章として自己分析を残しておくことは役に立ちます。日記やブログなどで悩んだ自分の過去を残しておくのもおすすめです。