親「宿題やったの?」

子「テレビが終わったら」

親「テレビが終わったよ」

子「お風呂に入ったら」

親「ごぁらぁぁぁぁ!!」

・・・どこの家でも見られる平和な風景です。

jibunnkarabenkyou

子供が自分から勉強しないのは当たり前のこと

テレビ、ゲーム、動画など勉強する意識を惑わせる誘惑が身近にあるので、放置していたら自分から勉強しない子になるのは当然です。大人だって勉強する習慣を持っている人なんてほとんどいないですもの。

いつまでも宿題しないとイライラして怒鳴っちゃうところですが、長期的な視点で見守っていく事が大切です。

親が勉強する姿を見せる

「親の背中を見て子は育つ」とはよく言われたもので、本当にその通りだと思います。

親がスマホばっかり弄っていたら子供がスマホに興味を持つのは当然です。親がゲームばかりしていたら、一緒にゲームしたくなります。子供が親と一緒の事をしをたいのは、かまってもらいたいからなんです。

親が勉強する姿を見せれば、のぞき込んできてます。そこへ「〇〇ちゃんも一緒にお勉強する?」と言えば喜んで勉強始めます。幼稚園児なら絵本、お絵描きなどでもいいですが、平仮名や数字、アルファベットを書く勉強がおすすめです。幼児は自分で何をやっているか理解していませんが、親と同じようにやっている事が楽しいのです。

兄弟がいる家庭は相乗効果も

一緒にやる勉強方法は子供の年齢が低いほど効果的です。小1の次女には効果絶大でしたが、小5の長女には効きませんでした。でも、パパと次女が勉強していると長女も混ざってきます。今までは「宿題やったの?」だったのが「一緒にやる?」に言葉を変えるだけで自然に勉強する環境になりました。

宿題だけで満足させない

宿題が終わっていれば一安心なんですが、そこから一歩進んで自己学習をするには何らかの教材が必要になってきます。本屋さんで教材を買ってもいいですし、シンケンゼミなどの自宅学習教材でもいいんですが、大切なのは子供本人に選ばせる事です。親が勝手に選んだ教材よりも本人のやる気具合は全然違います。

親は忙しい

親が一緒にする勉強方法を書いてきましたが、現実にこれを毎日するのは無理です。仕事、家事をこなしてちょっとテレビを見たら寝る時間。

できる時だけでいいんです。結果的に子供が自発的に勉強する習慣を作る事が目的です。一緒に勉強する事が目的ではありませんから。

でも週に一日は一緒に勉強する事を意識して生活する事が重要です。

【編集後記】

勉強させようじゃなくて、親も勉強を楽しんで、子供が勉強する習慣になってくるのを楽しめばいいんじゃないでしょうか。結果として勉強よりも娯楽に走ったとしてもいいと思っています。宿題をちゃんとやる子、勉強できる子がいい子というわけじゃありません。

勉強は昔から大嫌いだけど、しっかり働いている人なんてたくさんいます。でも、子供が将来やりたい事が見つかった時、挫折した時に自分から勉強する習慣は助けになってくれると思います。