待機児童問題で国会も動かしたHATENAブログの「保育園落ちた日本死ね」。

働きたいのに保育園に入れないママさんが皮肉たっぷりに愚痴っている記事です。記事内容はとても国会を動かすような記事には見えません。

なぜこれほどまで大きな話題となったのか?情報発信のやり方を解析していきます。

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Facebook、twitterならどうだっだか?

記事の内容はブログよりSNSでつぶやく方が適している内容です。限りなく”ひとりごと”ですから。

拡散なら、ブログよりSNSの方が断然スピードが早いです。しかしSNSは情報が流れるスピードが早過ぎて、よっぽど面白そうな内容じゃない限り読まれる事はありません。

以前からSNSを運用していて、フォロワーが沢山いる状況なら別ですが。

この記事を書いた方は記事投稿後にtwitterを開設しているようです。2月18日の初投稿から約1ヶ月でフォロワー8,890人は凄いです。SNSへ囲い込みしたのは一時の話題で終わらせないGoodな手段ですが、Facebookへ誘導した方がコミュニティ的にはベストだったかも知れません。

はてなブログだから話題になった

様々なブログサービスの中でもユーザー同士のつながりが一番活発なのが「はてなブログ」です。まったくの無名の方が1記事で話題を作るならベストなブログサービスです。

今回はてなブログ(正確には「はてな匿名ダイアリー」)で投稿した事で、共感されやすい情報開示の場所を選択しているのです。

タイトルの奇抜性

「日本死ね」というネガティブは言葉を使うことで人々を関心を集めています。「保育園落ちた」だけなら今回のような騒動にはなっていないでしょう。

また、矛先として保育園、市役所などではなく、「国」としている事でより多くの共感者を得ています。

突っ込みやすい記事だった

人それぞれの価値観で突っ込める内容だった事と、記事の言葉の表現が荒いので投稿者への批判が起こりやすい、いわゆる”炎上しやすい”記事となっていました。

批判者は独自の視点からコメントやアドバイスを送っています。

代表的な批判コメントは田舎へ移住すれば解決する問題であると促しています。確かに田舎は保育園に空きがあります。しかし、田舎は仕事が少ない事、保育園へ通わせる為に親の自由がなくなる事など、いろいろな方向へ波及し、活発なコメント合戦から一気に話題になりました。

同じような環境の共感者からデモに発展するほどの共感を得ているのも、荒い表現があるからです。

後乗りで話題を作る

「保育園落ちた」の記事が話題になってから、同じように「日本死ね」をキーワードで共感者を得る事も上等手段です。

障害者関連、男性の育児休暇関連など既に多くの記事で見かけるようになりました。いま旬のキーワードを取り入れることで、よりアクセスを得られる可能性が高くなります。

他の人が「日本死ね」をキーワードに記事を投稿する事で、元となった「保育園落ちた」の記事はより注目されるのです。「奇抜なキーワード=流行するキーワード」になる可能性が高いです。

【編集後記】

「保育園落ちた」を書いた方もここまで大きな騒動になるとは想像していなかったようです。この事から、どんな事でも情報発信してみる価値はあるという事を確認できます。

大きな話題にしたいなら、「情報開示する場所」「奇抜なキーワード」「共感者」「批判者」「言葉使い」を気にしてみると拡散される可能性は高くなりそうです。

最後に待機児童問題ですが、私も「田舎へ引っ越せば」派です。埼玉県深谷市なら少しばかり保育園の空きありますよ。都内へは1時間ちょっとです。みなさん、お待ちしています!

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