ちょっと前にDOCOMOがdカードなるものを開始しました。ドコモひかりのユーザーであればとってもお得になるそうですが。
しかし、私は電車通勤しているのでviewカードをメインのクレジットカードとして使用しています(docomoの支払いもこのカード)。毎月の定期代からのポイントが凄く溜まるので。
dカードは併用する価値があるのか、使えるお店、貯まるポイントなどをviewカードと比較してみました。
ドコモポイントとdポイントの違い
出典:docomo
ドコモポイントは今までドコモの利用料金に対して付与されていたポイントです。
dポイントはそれに加えて様々な加盟店での利用に応じてポイントが付与される仕組みになります。Tカードのドコモ版です。
今まではドコモポイントをドコモプレミアクラブで管理していましたが、今後はdポイントをdポイントクラブで管理することになります。
これは自動的に切り替わります。
dポイントのステージは4種類
ステージとは会員ランクの事で6ヶ月間で溜まったdポイントで振り分けされます。また、契約年数、契約したクレジットカードによっても変わってきます。
ステージが上がるほどポイントが加算されたり優待券・クーポンもランクアップしてきます。
必要ポイント数 | 継続年数 | 契約カード | |
レギュラー | 0以上 | ||
ブロンズ | 600以上 | 10年以上 | dカード |
シルバー | 3,000以上 | 15年以上 | |
ゴールド | 10,000以上 | dカード GOLD |
dカード3種類の違い
dカード
基本的に年会費無料のクレジットカード。前年度利用がない場合は年会費1,250円(ドコモ料金支払いでもOK)。
100円の利用で1ポイント付与されます。
dカード GOLD
こちらは年会費10,000円のクレジットカード。
ノーマルのdカードの違いはドコモ光のポイント付与が10%になることと、ゴールドステージ優待、空港のランジが無料で利用できたりもします。
dポイントカード
普通のポイントカード。クレジットカードではないので、Tカードと同じ感じです。
ドコモショップ、その他加盟店で配っています。
dカードはお財布アプリもある
「dカード mini」というアプリでdポイントを貯めることもできます。電子マネー「iD」に対応してる加盟店で使用できます。dポイントは200円で1ポイントです。
利用料金は携帯料金と一緒に引き落とされます。上限10,000円/月。
やっぱりクレジットカードだとポイントが溜まりやすい
dカード、dカード GOLDはカード払いで100に付き1ポイント付与されて、それとは別に加盟店からの付与ポイントが発生します。
スタバなら100円で3ポイントなど特約加盟店独自のポイント付与システムがあります。
dカードGOLDに年間費10,000円の価値はあるのか?
出典:docomo
2016年3月31日までなら10,000円分を電子マネー「iD」でキャッシュバックと最大8,000ポイントプレゼントなのでキャンペーン期間中ならGOLDでもOKだと思います。
GOLDならランクステージが無条件でゴールドになるので1年間使ってみて10,000円の価値を確かめるのもありです。
私はクーポンや優待券に興味はないので、現実的なお金で判断したいと思います。
一番の判断基準はドコモ料金の10%還元です。
ドコモ光の料金(シェアパック15)で計算
dカードGOLDの場合
15,900円の10%は1,590円。12ヶ月をかけて、年間で19,080円。
普通のdカードだと
15,900円の1%は159円。12ヶ月をかけて、年間で1,908円。
差額は19,080円 – 1,908円 =17,172円
年会費の10,000円を差し引いて7,172円のお得。
まぁ、結論として毎月9,000円以上ドコモへの支払いをしている人はお得になるということです。
家族カードでめっちゃお得になるdカードGOLD
家族カードなるものが1枚目は無料で作れます。2枚目以降でも年会費1,000円で作れます。
何が凄いかというと、特典内容は本会員と同じということです。
つまり、家族会員は無料で10%還元されるのです。
dカードGOLDの特典内容
一通りの特典内容を書いときます。ケータイ補償10万円もうれしいところです。普通のdカードだと1万円です。
- ステージランクがゴールドになる
- 毎月ドコモ利用料金の10%が還元
- ケータイ補償が最大10万円(有料の保証サービス必要なしになりますね)
- ケータイ購入ご優待券プレゼント(家族カードはなし)
- 旅行保険
- 買い物保険
- ラウンジ無料利用(空港、ユニバーサルスタジオJAPAN)
- 海外旅行サポート
dポイントの使いみち
ドコモ商品の購入
機種変やdマーケでのお買い物、月々の携帯料金の支払いでdポイントを使用できます。
ポイント交換商品
ファッション、家電、旅行などの商品と交換することができます。品数は少なく、お得なポイント設定ではないです。
加盟店での支払い
dポイント加盟店で買い物や食事などでポイント払いできます。
iDキャッシュバック
電子マネー「iD」にキャッシュバックできます。電子マネー「iD」加盟店で使用できます。
ポンタポイントに変換できます。
逆にポンタポイントをdポイントに変換できます。ただし1回の手続きで250ポイントが手数料として引かれます。
dポイント加盟店の実店舗は?
2015年現在、dポイントが貯まる実店舗はローソンとマクドナルドです。
これから加盟店が増えていく予定です。2016年春以降に予定されているのは以下の店舗です。
- タワーレコード
- イオンシネマ
- オリックスレンタカー
- ルネサンス(スポーツ)
- 伊達の牛タン本舗
- blue sky(空港)
よりお得なdカード使い方
ローソンで買い物するなら3%OFF。一緒にポンタカードも提示すればそれぞれにポイントが付与されます。3%割引は当面の間継続される模様です。
マクドナルドでは料金から3%OFF、さらにポイント2%、さらにさらに都内100店舗では追加で3%ポイント還元やっています。2016年3月31日までのキャンペーンです。
楽天、amazonとかで買い物したらdポイントは付かないの?
安心してください。付きますよ!
「dカードポイントアップモール」などというネットショッピングモールがあり、楽天、amazon以外にもnissen、ユニクロなど有名なショップが揃っています。いわゆるポイントサイトです。dカードポイントアップモールを経由することでdポイントが付与されます。もちろん楽天で買い物したら、楽天スーパーポイントも楽天のアカウント付与されます。
さて、ビューカードと対戦しよう
とりあえず、dカードの素晴らしことは理解しました。では本題のview suicaカードと比較してみます。
電車通勤する限り、view suicaカードは絶対必要カードです。問題はローソンです。dカード(3%OFF+100円/1ポイント)にviewカードはどうなのか?
dカードは1ポイント=1円。viewカードは1ポイント=2.5円。
viewカードは通常の買い物で1,000円につき2ポイント(5円)付与されますが、チャージなら3倍で1,000円につき6ポイント(15円)付与されます。
ローソンで500円の買い物をした場合
dカードなら3%割引で-15円、クレジットカード使用で5ポイント付与(-5円)、ローソンから5ポイント付与(-5円)、合計で-25円お得。
viewカードだと1,000円チャージした時の6ポイントのみ。-15円お得だけど次の買い物はポイント付与されない。
ローソンの3%割引が続く限りdカードが有利になりますね。
【編集後記】
dカードは持つべき価値のあるカードだと思います。GOLDカードは家族カード発行すると最高のパフォーマンスになります。ローソン、マクドナルド大好きな私はdカード申し込みすることにしました。
電車通勤でなくなったらもちろんdカードメインになると思います。早く、ゲオも加盟店になってくれないかなぁ~。