マイナス金利政策を発表した日銀。ところで、日銀とは何なんだろう?

経済ニュースでよく耳にする「日銀」。普段はどんな仕事をして、どんな人達が日銀で働いているのか簡単に日銀のことを勉強したいと思います。

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日銀とは

日本のトップ銀行

日本銀行、略して日銀。1882年10月10日に設立されました。日本橋に本店があります。ほかに32の支店と14の国内事務所があります。

日銀は財務省管轄の法人ですが、政府から独立した法人です。面白いことにジャスダック市場で上場しているので、日銀の株を購入する事もできます。

日銀のお仕事

日銀の主な仕事をピックアップしました。

  • 紙幣を発行する
  • 私達が利用する銀行がお金を預ける銀行(銀行の銀行)
  • 政府のお金を管理する
  • 国債・債権の販売
  • 経済統計情報の公開
  • 金融政策の決定

日銀の役割

役割は「物価の安定」と「金融システムの安定」。それを実現するために様々な金融政策を実施しています。先日のマイナス金利政策も、究極の目標は「物価の安定」と「金融システムの安定」です。

日銀で働くには

日銀のホームページに求人情報がありました。新卒採用の他に中途採用もやっています。日本の金融を支えたい志のある人は応募して下さい。

日銀のトップ

日銀には政策委員会という、金融政策を決めたりするトップ組織があります。この組織は内閣が任命していて任期は5年です。さらにこの組織のトップは「総裁」というかっこいい名前がつきます。
現在は黒田東彦(くろだはるひこ)総裁です。

黒田総裁の金融政策は黒田バズーカと呼ばれて金融業界の名物となっています。

【まとめ】

本当に簡単ですが、日銀についてです。日銀の政策次第で株価・為替が大きく影響し、黒田総裁の一言で金融市場が活性化します。
現在は日本の金融を正常化するために様々な政策を実施していますが、成功しても失敗しても周囲からのバッシングがあるので本当に大変なお仕事です。