入社初日で辞めてしまった。お昼休みに行ったら戻ってこなかった。初日から無断欠勤などなど。
新入社員の速攻退職は毎年必ずあります。もちろん、会社、不採用になった学生のことを考えると迷惑をかけたことは当然ですが、そよりも問題になるのはあなたの履歴書です。
入社した事実を無かったことにはできない
会社で保険、年金の手続きを行います。次の転職先から雇用保険被保険者証、年金手帳の提出を求められるので前職の事実はバレます。履歴書に在籍事実を書かなかったとしても、面接時に「学校卒業後は何をしてたの?」と必ず聞かれます。
新卒社員の履歴書は誤魔化す事ができないのです。
新卒のバックレ退職は後になるほど辛い
面と向かって「辞めます!」はなかなか言えません。ましてやちょっと前まで学生で、初めての会社ならなおさらです。でも、転職するには雇用保険被保険者証、年金手帳の返還が必要です。
バックレで辞めてしまうと、それらを依頼する必要がでてくるので時間が経過するほど億劫になります。それがキッカケで引きこもりになっちゃう人もいます。
あなたの人生はまだ半分の半分の半分ぐらいしか経過していません。一瞬の勇気を持つだけで今後の人生が全然違ってくるので、しっかりと退職の意思を伝えましょう。
バックレから数日経過していて、会社からの電話を無視し続けていたとしても問題ありません。あなたから電話して退職の意思をしっかりと伝えましょう。罪悪感と嫌悪感にさいなまれながら毎日を過ごすのは想像以上にキツイですよ。
どうしても勇気が出ない時は退職代行サービスに依頼する方法もあります。
スッキリしたら転職活動開始
無事、まっとうに退職できたら転職活動を始めましょう。以前の会社へ音信不通のまま転職活動しても落ち着いて転職活動なんてできません。
スッキリした気分で早速転職サイトを覗きたいところですが、あなたが最初にやることは本気の自己分析です。超早期退職した理由は会社側にあるのかも知れませんが、本当にやりたい仕事だったら我慢できたはずです。同じ過ちを起こさないためにも自分と本気で向き合って本気の自己分析から始めましょう。焦る必要なんてないですよ。
仕事を辞める事は悪ではない
超短期間で辞めてしまったからといっても卑屈になる必要はありません。特に若い人は罪悪感を感じてしまいますが、仕方のないことで必然だったのです。超早期退職した事で初めて本当の自分を知るキッカケにもなります。
本当に自分のやりたい事を理解している人なんてほとんど居ません。何となく就職して何となく働いて死ぬ前に「ああしとけば良かった、こうしとけば良かった」と思うのです。
そんな無駄な時間、人生を過ごすよりか本当に自分のやりたい事を見つけ邁進した方が充実した人生になりますよ。それが幸せか否かは最後になってみないと分かりませんが。