ニュースでも報道されていますが、ガス点検を装った強盗事件が発生しています。
ガス設備の点検(4年に1度の法定点検)は事前に手紙で通知し、決定された日時以外に訪問することはございません。不審な電話や訪問者が来た場合は、直接ガス会社もしくは警察へご連絡下さい。
しかし、お客様へ連絡せずに本物の作業員が来る場合もあります。それは、異常時にお客様へ連絡がつかない時です。
ガスメーターには遠隔でエラーが通知される機能がついているものがあります。このエラー通知をガス会社のセンターで探知すると、お客様へ状況確認の電話がいきます。
しかし、お客様に連絡がつかない状況の場合、直接作業員が安全確認のためご自宅に伺うことになります。お客様が不在であれば、敷地内に入らせて頂き安全確認を行います。(ガスボンベやメーター確認など室外での確認作業)
しかし、電話のタイミングで出かけていたり、イヤホンで音楽を聴いていたりで電話に気がつかなかった状況で作業員が到着した場合、不審者だと思われるかもしれません。
直接ガス会社へご確認いただくのが安心ですが、合わせて以下の点も注意して下さい。
- 作業員は1人である
- ガスが使えない状況である
新人研修などで2人の場合もありますが、基本的に作業員は1人で来ます。また、ガスメーターで強制的にガスを止めている状況がほとんどなので、ガスが使えない事も確認して下さい。
今回のガス点検を装った強盗事件に関わらず、安易に自宅に招き入れない、近所の方とのコミュニケーションを取っておくなど、ご自身の身を守る行動が必要な時代になっています。